Markdown に文字へ下線を付ける標準構文はありません。 CommonMark と GitHub Flavored Markdown では _文字_ は斜体、__文字__ は太字です。下線には通常、HTML への対応かアプリケーション独自の拡張が必要です。
GitHub が文書で示している形式は次のとおりです。
<ins>変更後の締め切り</ins>は金曜日です。GitHub は基本書式のドキュメントで、下線に <ins>...</ins> を使う方法を示しています。これはプラットフォームが対応する HTML の方法であり、どこでも使える新しい Markdown の区切り記号ではありません。
下線、太字、斜体の比較
| ソース | 意味 | 対応する環境 |
|---|---|---|
_重要_ |
強調。通常は斜体 | CommonMark と GFM |
__重要__ |
強い強調。通常は太字 | CommonMark と GFM |
**重要** |
強い強調。通常は太字 | CommonMark と GFM |
<ins>追加した文字</ins> |
挿入した文字。通常は下線付き | HTML 対応のレンダラー。GitHub の文書に記載あり |
<u>注記した文字</u> |
HTML の注記。通常は下線付き | この HTML 要素を許可するレンダラー |
強調が目的なら太字または斜体を選びます。例えば **金曜日が期限** は、生の HTML に依存せず README、メモ、Markdown の出力で使えます。
ins と u の違いは何ですか?
二つのタグは似て見えても、意味が異なります。
<ins> は文書に挿入した文字を表します。新しい要件の追加などの修正に適しています。ブラウザーは通常下線を付けますが、スタイルシートで見た目を変えられます。MDN の挿入テキストのリファレンスを参照してください。
このリリースは<ins>CSV と TSV の読み込み</ins>に対応します。<u> は、綴りの誤りを示すような、通常の強調とは異なる注記を表します。現代の HTML では、単に「重要に見せる」ための汎用タグではありません。MDN の u 要素のリファレンスを参照してください。
<u>recieve</u> の綴りを確認してください。ウェブサイトを自分で管理し、見た目だけの下線が必要なら、CSS で text-decoration: underline を指定します。ホスティング型の Markdown プラットフォームでは style 属性が除去されたり独自のスタイルが禁止されたりするため、この方法にも移植性の制限があります。
あるエディターでは使える下線が、別のエディターで消えるのはなぜですか?
三つの判断が別々に行われます。Markdown パーサーが HTML を認識し、アプリケーションが許可するタグを決め、出力先のスタイルシートが表示を決めます。GFM 対応でも、すべての HTML タグを許可するとは限りません。
MD File Viewer エディターは現在、ユーザー入力から生の HTML タグを除去します。<ins>追加した文字</ins> や <u>注記した文字</u> を貼り付けると、文字は残りますがタグがなくなるため、プレビューに下線は表示されません。対応する Markdown の書式をこのプレビューで確認し、HTML ベースの書式は実際の公開先で確認してください。
HTML 文書を Markdown に移す場合、HTML から Markdown への変換で本文、見出し、リンク、リストを取り出せます。通常の Markdown に相当する構文がないため、下線や独自の CSS は失われることがあります。元の文書を置き換える前に結果を確認してください。
GitHub README の例
変更履歴に短い追加事項を示す場合、GitHub が案内している HTML の形式は次のとおりです。
このバージョンでは<ins>任意の読み込み手順</ins>を追加しました。締め切りや要件には Markdown の強調を使います。
**必須:** CSV ファイルに見出し行を含めてください。移動先を示すにはリンクを使います。
[読み込み手順を読む](https://example.com/import)下線付きの文字はクリックできるリンクのように見えることがあります。特に同じ段落に本物のリンクがある場合は、普通のラベルを操作できるように見せないでください。Markdown のリンクガイドでは、内容を説明するリンクテキストと参照形式のリンクを扱っています。
下線に関するよくある間違い
二重のアンダースコアは太字になります。 **単語** を __単語__ に変えても、区切り記号が変わるだけで意味は変わりません。どちらも強い強調です。
バッククォートはタグをコードとして表示します。 `<ins>文字</ins>` はチュートリアルに便利ですが、タグを反映せずそのまま見せるための書き方です。
キーボードショートカットはアプリケーションの機能です。 リッチテキストエディターには下線のコマンドがあり、HTML や独自形式で保存する場合があります。それによって下線が移植可能な Markdown の一部になるわけではありません。
下線形式の見出しは別の概念です。 次のソースでは、ハイフンがレベル 2 の見出しを作ります。
更新履歴
-------------段落内の語句に下線を付けるものではありません。セクションを分ける場合は、前後に空行を入れた Markdown の水平線を使います。
よくある質問
GitHub の Markdown で下線を付けるには?
GitHub が下線用に案内している <ins>文字</ins> を使います。HTML 非対応のレンダラーでも使える強調が必要なら、**文字** または *文字* を使ってください。
Markdown だけで書ける下線の代替構文はありますか?
標準の下線用区切り記号はありません。独自の構文を追加するアプリケーションもありますが、その文書とエクスポート時の形式を確認する必要があります。
Markdown を PDF や Word に変換しても下線は残りますか?
変換ツールが該当する HTML や拡張を保持し、その書式に対応している場合に限ります。あるアプリのプレビューで見える下線が、別の出力ツールでも残るとは考えないでください。生成されたファイルを確認するか、移植性が重要なら標準の太字を使います。
Markdown チートシートには、専用の Markdown 構文を持つ書式の簡潔な一覧があります。
ブラウザーで試す
ホームのエディターを開けば、Markdownの表示・編集・エクスポートがインストール不要で即座にできます。